教材サイト展望(野望?):学習指導要領各教科編の段階に沿って国語・算数編の教材を配列変え・教材追加すること

 特別支援学校の永遠の課題『学習内容の段階制・系統性』。少し乱暴な言い方になるけれど、これを解決しないと、特別支援学校は「担任の先生が思いついた内容を学習内容とする」状態が続いてしまう。

 一つの突破口としては、学校研究の中で「シラバス」を作成して、全体共有できるようにすること。年始めの確認研修で必ずそれを踏んでから、教育計画を立てていくことがあると思う。

 でも、現状は「シラバス」をもっている学校は少ないし、学部間、指導ブロック間の段階制・系統性研究も、激しい人の入れ替わりにその効果を維持できない様に感じています。

 さて、今回の学習指導要領の改訂に伴い、「教科別の指導(各教科編)」については段階別の目標が表になって出てきました。学びの連続性の一環の中で出てきたモノで、理想的にはインクルーシブ教育システムの中で、地域の学校と特別支援学校のボーダレス化にチャレンジするモノです。(実際の運用としては通常学級-通級・特学級間、特学級-特学校間とかになるのでしょうけれど。)

 タイミングとしてはチャンスだと思うのです。特別支援学校に通う子どもたちの学力保障に向けて。特別支援学校が、ずーっと課題としてきた「学び残し」問題の解消に向けて。発達がとても緩やかなお子さんの基礎学力の保障に向けて。「階段を作るなら今でしょ」と。

 どれだけ上手くいくか分からないけれど、次の目標は教材サイトを、まずは国語と算数・数学編から階段に沿わせて配列変え・追加していくこと。「くまだいふとく」がオープンリソースにしてくれた指導内容配列表を眺めて「できる、できる」と。

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 また、学習内容の配列表を作ったのですが、知的障害の教育課程は高等部2段階までいっても、小学校の学習指導要領の5・6年との対応がマックスになっています。その力を将来の「働く・暮らす」につなげていくということです。

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 あまり開くことはなかったけれど、小学校学習指導要領の算数科とか国語科のものは具体的な指導をどうすれば良いかまでが書かれていて、本当によくできているなぁ…と思います。自己研鑽も兼ねて、忙しい2学期だから決してペースは速くなできないけれど、頑張ってみようかな。

 宣言しないと前には絶対に進めないので…。野望と宣言。夏休みの教材34連発の次は、「サイト教材の指導内容の階段化」ですな。

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