2014年10月26日

告知:ICT活用研修会で発表をさせていただきます

 大先輩に貴重なお誘いをいただきまして、11月14日(埼玉県以外は通常の課業日となりますが)に蓮田特別支援学校での埼玉県の研修会でICTの取り組みについて発表をさせていただきます。電子マネーを使用した買い物学習の取り組みと、性教育教材のオープンリソース化やWEB上にアップロードした動画を使っての地域支援についてお話しできると良いなぁ…(詳細はまだ未定です…)と考えています。

キャプチャ.JPG


 課題解決に関するインシデントプロセスの要素や未来型思考に関するソリューションフォーカストアプローチの要素を盛り込みながらインタラクティブにできるといいな…と考えています。「みんなで考えてブラッシュアップする機会」にできればと思います。ぜひたくさん意見交換をさせてください。

 埼玉県民の日の開催の研修会ですので、基本的に埼玉の先生方が対象になりますが、もし参加できるよーという方は、下記のリンクからお申し込みください。お待ちしております。

☆ICT活用研修会☆
http://www.hasuda-sh.spec.ed.jp/index.php?key=jo9tqtv1g-843

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アプリ紹介:排尿日誌

 寒くなってきました。私は小学部低学年に所属しているのですが、11月くらいになると今までに比べてトイレの失敗に遭遇する回数が増えてくる印象があります。それに応じて「トイレットトレーニングを本格的に始めてみましょうか」という話にもなって行きやすいです(本当はトイレットトレーニングは暖かい時期にしてあげたいのですが、この時期は「必要に迫られる」という意味合いで、本人も動機付けを感じやすい時期なのかも知れません)

 そこで必要なのが水分摂取量の記録と排尿記録です。紙媒体で採っても良いのですが、無くしやすいですし、小学部低学年でポケットに尖ったペンを入れておくことには配慮が必要です。

 そこで、排尿アプリというアプリがあります。私はこれは学校では無く、娘に使っているのですが、入力も簡単で、結果をメールで送付することもワンタッチでできます。

「どれくらい飲むと、何時くらいに尿意が出るのか」

 …を知るということはトイレットとレーニングにとって、とても大切なアセスメントです。本アプリはこの排尿記録をやりやすくするという意味でとても便利だと感じています。



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2014年10月18日

耳ふさぎ

 今までにたくさんの耳ふさぎのある子を担任させてもらってきました。その度に、

「聴覚過敏の為にいきいきと活動ができなくなってしまうようであれば、それは本人に取っても辛いだけですし、学習に対する主体性も落ちてしまうので、イヤーマフの利用を考えていきましょう。直球ど真ん中勝負だけではなくて、迂回路をたくさん提示してあげましょう。」

 なんてお伝えをしてきています。…が、

「ほらほら、大丈夫だから少し耳ふさぎを取ってみようか」

 なんて言うこともある自分がいて…。本人に寄り添った上で、

「真ん中は必ずしも通って大人にならなくて良いよ。でもね、迂回路はたくさん見つけておこうね」

 というスタンスを忘れずにいたいな…と思います。

 さて、先日ツイッターで回ってきた感覚過敏についての動画で良いものに巡り会えましたのでリンクを貼っておきます。音量大きめでヘッドフォンをして聴くと、おもわず耳ふさぎをしてしまう気持ちに寄り添えます。英語のページですが再生ボタンを押すだけなので観てみてください(^_^)

Want to Know What Sensory Overload Feels Like?
http://shar.es/1myE9l

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2014年10月13日

オキシトシン

 先週半ばのニュースです。

『自閉症の大規模臨床試験 来月から実施へ』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141010/k10015285111000.html

 オキシトシン(良く乳児を父親が抱くと我が子への愛情が強まるとかという育児書に登場する『愛情ホルモン』と呼ばれているものですが)の投与(このニュースでは鼻にスプレーすると記載されています)によって、自閉症の社会性に関する困難が改善するのではない『か』というニュースでした。今までは自閉症が医学的に「治る」という類の話は眉唾ものばかりでしたが、近い将来完治とまではいかずとも改善する為の薬が登場するのかもしれません。

 興味深く動向を追っています。

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2014年09月30日

娘が生まれました

 本日、無事に娘が誕生しました。応援してくださった皆さん、お気遣いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。おかげさまです。また、飲み会に誘ってくれた皆さん、これからは飲みに行けます!お断りが続いてしまいすみませんでしたm(_ _)mまたぜひ誘ってください。

 30歳も半ばに差し掛かり、此岸から厳然と隔てられた彼岸へと悲しさとともに送り出すことの多い中で、彼岸から此岸へと命を喜びとともに迎え入れる不思議さをヒシヒシと感じた一日でした。

 常日頃、教え子たち全員にも思っていることですが、自分の娘にも思います。

「自分の誕生を肯定できるような人生にして欲しい」


 それに尽きます。

 君にとって今日という日が楽しく、また明日が来ることが待ち遠しいような、いきいきとした日々の連続となりますように。

 そしてこれは私の願いですが、ご飯を食べる時に「明日をより良く生きるためにもりもり食べている」と思えるような育ちを見せてくれますように。

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2014年09月23日

特別支援教育チャンネルのprologue動画を作成しました

 Youtubeで支援動画チャンネルを作ったのですが、そこに冒頭動画が必要とのことなので、今朝作ってみました。目に見えていることだけに囚われずに、隠れた部分に着目することを大切にしたいという思いを氷山モデルでダイレクトに伝えようか…とも考えたのですが、ちょっと変化球を投げてみました。



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2014年09月21日

粗大運動は微細運動を支えている

「ボタンがはめられる」とか「洗濯ばさみをつまめる」とか「お箸が使える」とか「正しい鉛筆の持ち方で描くことができる」とか…単体で捉えられがちな微細運動ですが、実は姿勢が保持できることや、関節を中間位で保持しながら、角度や力の入れ具合、支え具合を調整できるということがその手前にあるということを動画化してみました。

スライド6.JPGスライド8.JPG


 自分のからだを支えて頭部を安定させることができていなければ視線を合わせることができないですし、また、一時的に頭部を安定させることができていても、授業時間である50分間という時間を体幹を立てて支え続けることができているかという面からの「支え」に関するアセスメントも大切です。

 また、テニスのレシーブを狙う錦織圭選手のように中間位に保持して構えるような動きは、次の「働きかける」という動作や「受け入れる」という動作には欠かせないものであり、例えばひじを曲げて、手のひらを向かってくるボールに向けて開いて構えた姿勢を保持できるとか、膝を曲げてエスカレーターの流れに沿って一歩を踏み出せるようにするとかの動きができているかという「構える」に関するアセスメントも大切です。

 そして、陶芸家の様に、目の前の事物の反応に応じて角度や支え具合を修正できているかというするとか「調節」に関するアセスメントも大切です。

 身体を支えることができて、初めて頭部が安定して、肘やひざや腰、手首足首などの関節部分を少し曲げた中間位と呼ばれる体位を保つことができて物に向かう構えができて、その上で事物への細かい力や角度の「調整」ができるようになっていきます。

 こういった意味で、粗大運動で身体を支える動き、それに必要な筋肉を付けることや、体位や動きを保持し続けることができるという意味での持久力をつけることは微細な運動に入っていく手前にとても大切なことですし、微細な運動に入った後も両輪で進めていくことが大切です。

―今週も動画を2本 アップロードしました―
微細運動の手前には粗大運動があるってどういうこと??


手指の分化レッスン


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2014年09月15日

見る力が付くといいですね〜とは良く言うものの…

 手先の機能としてはきっとできるのだろうけれど、物に視線を合わせることが難しくて「もっと見る力がついてくれれば…」なんて話をする時があります。例えば、靴を履くときに、何度もマジックテープのヘリを取り損ねてからぶることや、踵のリングを取り損ねること、もっと分かり易い場面では前を向かずに歩いて人や物にぶつかってしまうことに遭遇した時に、周りの大人は「もっとちゃんと見なきゃ!」と思ったり、言ったりします。でも、「見る力」には結構下位項目があります。

 見る力といって一番に思い浮かぶのはランドルト環を使った視力測定です。その指標を使えば視力1.5とか、0.1とかが測定できます。まずは、近視は無いか?世界がぼやけて見えていないか?という見る力があります。

 しかしながら、視力はこれに留まりません。例えば、先日全米オープンで準優勝をした錦織圭選手は200キロを超えるサーブを見事に打ち返します。超人的に見えるプレーです。でも、錦織選手が視力5.0とかの持ち主かというとそうではありません。おそらく視力1.5とかあるいは1.0とかの世界でしょう(有名な話ですが、野球のイチロー選手は視力は1.0ほどしかないそうです)。この場合に錦織選手が発揮している「見る力」というのは動いている物を見る力の「動体視力」を差しています。

 また、昭和の放浪画家に山下清画伯が居ます。全国を放浪しながら各地に見事な貼り絵を残した伝説的な画家で、有名な作品には「花火」があります。一瞬で消える花火を見事にカンバスに再現しています。これは、見えなくなったものを再びそこに表わすという「視覚化能力」という分野の「見る力」を差しています。

 その他にもタクシーやバスの運転手さんが危険が無いかを常に確認しながら運転をする際の周辺視野を捉える「見る力」や、針や縫物をする時に10cm程の距離の針と糸に目をググッと真ん中に寄せたり、また30cm程離して、目を寄り目でない状態に戻して裁縫を始めたりする「調節と輻輳(ふくそう)」に関する見る力などもあります。

 変わった視点からは首周りの筋肉が未発達ですと、頭が支えられず物を見て捉えることができませんし、腰が据わっていないと体が支えられずに物を見て捉えることができません。

 「見る力が付くといいですね〜」と簡単に言ってしまいがちですが、「見れていない状態がどの見る力の躓きによって現れているのか」というアセスメントの視点は大切なんだろうな…とビジョントレーニングの本を読みながら考えています。

追伸
 今週も2つの動画を作成しました(^_^)


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2014年09月06日

お母さんたちを対象にした1分間動画特別支援教室ページを新たに作ります

 性教育の次の新たなチャレンジ、始めます!

 1分ほどの動画で体の動きを捉え直そうというコンセプトの下に新しいページを立ち上げました(^-^)

桑ぴょんの特別支援教育マラソン『羽』1分間特別支援教室
http://kuwapyon.main.jp/1hunkankyousitu.html

 私たちが日々行っているお箸を持つとか、靴下を履くとか、洋服を畳むといった行動は、実は「応用的」な動作であり、「基礎的」な動作を組み合わせたものです(「スモールステップに分けられる」なんて言い方もしますね)。でも、実際はスモールステップに分けたところで、それをどうトレーニングしていくかまでのアイディアはなかなか思い浮かびません。ましてや、『楽しく』基礎的な動作を獲得できるようにするなんてとても難しいことのように思われます。そこで、1分ほどの動画で基礎的な動作のトレーニング方法を紹介していきます。

 但し、ここからが重要なのですが、体のトレーニングは単発だと実施後4時間ほどでその効果が薄れていくと言われています。毎日10分とか20分とかでいいですので、まるでピアノのレッスンの様に続けていき、1か月とか2か月とかの単位で1つの講座を終えていくイメージでいてください。このページのコンテンツ数が増えて、バイエルやツェルニーの様な基礎フレーズ集となり、それを組み合わせて日常生活動作という応用曲を子どもたちが奏でてくれることを心から願っています。

 試験的に本日は2本の動画をアップロードしてみました。来週は指先の分化に関する動画をアップロードする予定です。





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2014年08月31日

何が『原因』で、それを解決するためには『これをする』ってところまで分かることが大切なんだろうなぁ

 来週に初任者の先生方を対象としてお話をさせていただく機会があり、今日はこんな本を読み返しています。
   


 例えば、スプーンを持つことを教える時に何度教えてもハンマーグリップになってしまうお子さんに、「何度言えばわかるの!」というのではなくて、「手の分化に躓きがあるかもしれませんという提案をしたり、姿勢が崩れがちなお子さんに「体幹の発達に躓きがあるかもしれません」とか「足の裏で踏ん張る力に躓きがあるかもしれません」とか、いわば「下限領域」を探し出して、「ここが『原因』ですね」という所までは書籍もたくさん出てきているし、何となく納得ができるのだけれども、「じゃあ、こんな取り組みをして改善をするのか見て行きましょう」という所までは書かれていなくて、それはまぁ、療育の先生とか学校の先生とかの虎の巻ということで…みたいになっているなぁ…とパラパラと眺めています。

 例えば手の分化の問題でいえば、拇指対向性(親指とその他の指がくっつくように動かせるか)を育むために洗濯ばさみを使いましょうとか、その際には洗濯ばさみ単体ではなくて洗濯ハンガーを使う方が手首の方向性を定める運動が減るので、最初は良いですよとか、ある程度拇指対向性が育ってきたら、今度は親指と人差し指と中指が動作指で、薬指と小指が支持指になるようにペットボトルのスクリュー回しやボルトの抜きの課題を入れるといいですよとか。例えば、指と手の方向性を使う動きでは髪留めのゴムを拡げてジュースの缶にハメる課題が良いですよとか、それが靴下を履くときの動作につながりますよとか、もっというと靴下を束ねるのは横方向ではなく、履き穴が上になるように重ねてくださいとか…。

 何かができない、何かに難しさがあるという時には、何が『原因(下限領域)』なのかを突き止めることはまず大事。そして、それを解決するためには『これをする』ってところまで分かるように初任の先生に伝えたり、お母さんに伝えたりすることが、大事なんだろうな…なんて考えた朝でした。

 プリントサイトの「文字・かず以前」の方に、Youtubeを利用してこの自立活動的・作業療法的な領域の「労少なくして効果はあるかも」みたいなものを貯めこんでいこうかな…なんて思っています。

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