2016年05月03日

一回くらいの誤学習なら泳がせておいても、次回の環境変えでちゃんと修正するよ!というくらいの余裕を持って支援しても良いのではないかと…

 特別支援学校の先生をしていると時々聴くセリフ。

「誤学習してはいけないから、しっかりと叱っておきます」

 先生は何だか真剣に怒って子どもが泣きじゃくる中、課題を最後までやらせたり、ひっくり返したおもちゃ箱を手をクレーンのようにして片付けさせたり、床にひっくり返した給食を片付けさせたり。

 …一見、正しそうに聞こえるのだけれど、この対応が効果的なのは比較的発達の速い、軽度のお子さんにであって、こういうことをしてしまいがちな比較的発達のゆるやかな、重度のお子さんには、冷静に見ると効果を上げていないことも多いように感じています。

・お友だちを叩いてしまったとき
・給食のお盆をひっくり返して、床にぶちまけてしまったとき
・教室を飛び出していなくなってしまったとき
・課題のプリントをびりびりに破いてしまったとき
・トイレットペーパーを丸ごと便器に流してしまったとき
・洋服のタグが気になって、服ごと破いてしまったとき


 …そんな時に、

「誤学習をさせてはいけないから、しっかり叱っときます」

 なんて言って、ここぞとばかりに先生怒る、発達の緩やかな子ども大泣き、でも環境を変えないから子どもは近々に誤学習2回目…って結構ある。

 大切なのは次回の行動が変わるということなので、1回の誤学習の機会くらいだったらその行動が正解ではないニュアンスを伝えるに留まるか、無駄に強化したいためにスルーして、心の中では、

「次回にはその行動が出なくなるように作戦替えするからねー!」

 と環境変えに闘志を燃やす方が余程建設的
。もちろんABC分析を基にして。

 誤学習は確かにしてほしくないけれど、1回の誤学習の回避のために、さしたる準備もない中、子どもがワンワン泣く中で、

「課題継続!」
「片付け終わりまで先生が腕をガッチリホールド!」

 でも、次回環境を変えずして臨んで、結局誤学習2回目…。。。って、なるよりは、

「誤学習の1回くらい、次回の環境変えでひっくりかえしてやるからなー」

 と静かに闘志を燃やして、環境が変わったから2回目の誤学習のチャンス無し!を目指していけたらな…と思っています。

 寝起きの文章でうねっているけれど。つれづれなるままに。

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posted by 桑ぴょん at 05:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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