2016年05月01日

自閉症の特性が原因となって見通しがもてないのか、発達段階が原因となって見通しがもてないのか

 個別支援計画を作成する季節です。特に自閉症スペクトラム障害(以下ASD)のあるお子さんへの支援で登場するのが「見通しをもてるように支援をする」(正確に書けばもちろん「Aという時にはBという支援があればCという見通しを持つことができる状態になる」ですが)という記載なのですが、

ASD=見通しをもつことに困難がある

 ということは確かにそうなのですが、認知発達が2歳齢以下のお子さんについては認知発達の緩やかさが「見通しをもちづらい」「切り替えが難しい」と見取れる行動の原因になっていることが多い印象を受けています。

 認知発達が比較的速い、所謂「軽度」と言われる自閉症のあるお子さんと、認知発達が比較的緩やかな、所謂「重度」のお子さんがいて、特に「重度」のお子さんの分析をする場合には、自閉症の特性と一旦分けて、例えば1歳齢、1.5歳齢の発達段階にあるお子さんの見通しのもてなさはどうであるのかを認識して、それに加えて自閉症の特性を考えていくということが大切なのではないか…と最近感じています。

 1歳齢、1.5歳齢のお子さんは普通に考えて、切り替えはすごく難しいですし、自分が思い込んだ事柄と違う事柄に進んだ時に混乱してしまうのは、寧ろ発達段階としては「順当」と捉えられる訳なので…。

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posted by 桑ぴょん at 09:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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