2016年04月23日

キープサイレントについて

自閉症県にある人を支援する際のポイントとして挙げられるキープサイレント(言語指示少なく支援をすること)ですが、キーワードのみ先行して「ただ物静かに支援をすればいい」と捉えている人も少なからずいる印象があります。

静かに支援をするためには、今まで口頭言語によって行おうとしていた(…でも、口頭言語では効果の薄かった)支援分を、他のより効果の期待される支援方法に置き換える作業が必要で、それなくしてただ突っ立って黙っているだけではいい支援にはなりえません。…当たり前だけど。

また、何らかの行動を増やす時にエコノミーシステムを使うとして、好子を社会的な好子で行うとして(「すごい」とか「えらい」とか)、「褒め言葉」自体の効果があまり見込まれないお子さんにそれを使う時には、平時のテンションと、褒める時のテンションのボラティリティで効果を見込む時がありますが、この褒め言葉までキープサイレントのキーワードの元に静かに(テンション低く)やってしまう人もいて、何だかなぁ…と思う時があります。だったら食べ物とかおもちゃの提示を好子にすればいいのに。まぁ、学校ではこの手の好子の提示がしにくいということもあるのでしょうが。

キーワードだけが先行してしまって、その背景が理解されていないとただのやる気のない先生に見える人を生産してしまっている部分もあるんだろうな…なんて、時々感じることがあります。現在の所属の話ではなく。色々な実践を見て回る際に時々感じることとして。


posted by 桑ぴょん at 09:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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