2015年12月16日

教え方とか、促し方とかは、拡大再生産される

 ある側面から捉えると学校は「適切な行動をシュミレーションする場」です。学校で練習して、実生活へと般化させて維持を図っていく。「教えられたこと」が実生活に般化していくかどうかは、教員にとっての一番の関心事です。例えば、認知学習の時間に絵カードでコミュニケーションをとることを学習して、それがお家で使えるようになるかとか、お店で使えるようになるかとか。

 でも、最近、もう一つの側面として感じているのが、それを教える段階の教員の教え方というか、指導のスタンスというか、指導のイントネーションというか、それ自体が拡大再生産されていくな…ということです。

 絵カードはどういう教え方をされたにしろ、「絵カードを使えるか・使えないか」で評価されるものなのですが、それとは別の側面で、

「○○(名前)!××しなさい!ダメでしょ!」

 と、厳しく指導されると、絵カードが使える・使えないという側面の他で、人との接し方全般に、そのコミュニケーションのキツさが残って拡大再生産されていく。

 一方で、

「伝わるって嬉しいよね。伝わって良かった。伝えられてすごい。」

 と励まされながら指導されると、絵カードが使える・使えないという側面では、キツく指導された場合と同じ効果でも、人との接し方全般にはコミュニケーションの暖かさが残って拡大再生産されていく。

 教えようとしていることに効果が出ているかどうかは、支援に於いて勿論生命線なのですが、教え方とか、促し方とか自体も、拡大再生産されるなぁ…と感じている今日この頃です。

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posted by 桑ぴょん at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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