2015年02月01日

負け試合の日には早めに諦める

 子どもが不安定な時、何か問題が起きているときに「どう支援していこうか?」とか、「本腰を入れて考えていかなくては…」となるのですが、混乱してしまった後の状態の子どもに一生懸命に働きかけてみても、なかなか上手くいかない。或いは、教員は長期的なスタンスでABC分析をしようとするのだけれども、親御さんにとってはまさに「今」の問題であって、「今何とかしたいんですよ!」と方針がすれ違ってしまう。そして、往々にして対処療法的に安定「させる」ことがゴールになってしまい、場合によってはお薬を増やす増やさないの話に発展してしまったりするのですが…。
僕は結構

「負け試合の日だな…と思える日は、ゴネ勝ちさせない範囲内で、早めに諦めて消化試合にする「諦めの良さ」が大切ですよ 」

 と、お母さんに伝えるよな…と思います。チームを組んでいる先生にも、

「☆☆先生、今日は諦めよう。出直し。明日、勝負にしよう」

 とよく言います。(…ということは、よく失敗していることの裏返しなのですが(苦笑))

 子どもが泣いたりわめいたりしてしまっているときに、周りも本気になってすべてに取り合ったりすると、結局ガチンコ勝負になってしまって、訳が分からなくなってしまっている子どもと、その子どもに本気で筋を通させようとする大人の不毛な戦いが延々と続くだけです。そして、最終的には泣きわめく子どもと、キレている大人…という構図。結構ありますし、自分自身の経験の中でも恥ずかしながらたくさんあります。

 外であれば、もう黙って手を引いて車に乗せて家に帰っちゃう。家であれば、危なくないようにして、1時間くらいであれば、自己解決するのを気長に待つ。学校であれば、場を変えて、エスケープにならない範囲でのルールのあるカームダウンにする。変に好きなものを与えたり、食べさせたり飲ませたり、下手にマッサージ的なサムシングをしたりせず、待つ。

 基本的には子どもの気持ちが安定している時に、自ら学び続けるような学習を支援するというスタンスが大切で、飛行機に例えるならば、子どもが安定して高度高く飛ぶことができるように日頃から環境を作っておくことが大切なんだろうな…と最近改めて思います。

「学習は子どもが安定しているときにこそどんどんと先に進める」

 当たり前のことですが、大切にしていきたいな…と改めて思います。備忘録的に。

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posted by 桑ぴょん at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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