2014年11月23日

「やることやってからっ!」の口癖を変えなきゃ。

小学部1年生の担任をさせていただいています。毎日楽しいことばかりなのですが、日常生活に必要な動作の獲得にやきもきすることも少なくありません。

先週、直さなくては!と思った自分の口癖が

「やることやってからね」

「おーい、まだ途中だよ」

です。

例えば、ゆっくりと時間をかけて靴を履くようなお子さんが、靴を履いているうちに他の友だちが遊んでいるのを見つけて、靴を片方だけ履いた状態でそちらに歩き出す…なんて場面がよくあります。

「やることやってからね」

「おーい、まだ途中だよ」

例えば、遊びの指導の前の時間、外に遊びに行きたくてウズウズしているお子さんが、歯磨きをすっ飛ばして赤白帽子をかぶって待っている…なんて場面でも

「やることやってから」

「おーい、まだ途中だよ」

なんて言います。でも、この「やることやってからね」や「おーい、まだ途中だよ」という言葉、具体的な行動を支持する言葉ではないので、活動の見通しや、日課の文脈が理解できていないとただの抽象的な指示に留まってしまう場合があります。

幾つか、改善の方法がるのかな…と考えています。

⑴ スケジュールを視覚的に提示して、「大丸1大丸1︎が終わったらバツ1バツ1︎だよ」と伝える。
→但し、大丸1大丸1︎が苦手な活動の場合にはこの方法がうまくいかない場合があります。その場合には「頑張ると必ずいいことがある」という習慣の形成が先になってくるかもしれません。短い行程のトークンなどを使って、まずは苦手さの少ない大丸1大丸1︎を設定して、ちょっと苦手なことも頑張って大丸1大丸1︎を得るという経験を積み重ねることが大切になってきます。

⑵気が散らない環境にする
 →もし、ルーチンな活動で、且つパーティションで仕切ることが出来るような環境であれば、環境さえ整えれば学習成果が上がるのかもしれません。ただ、公立の特別支援学校で朝スクールバスから一斉に100人が降りて来るような状況下などではそれができないので、他の選択肢を採る必要があります。

⑶ 言葉かけ自体を具体的な行動を示すものにする

 →これが一番簡単にできるでしょうね。

「やることをやってから」

を    

「くつ」とか「はみがき」とかの具体的な行動を指し示す言葉に置き換えていく。楽しい活動がその後に待っているからねーとポジティブに励ますことを忘れずに。

言葉かけには気をつけるようにしているのですが、自分自身の思いが出てきてしまうとどうしても抽象的な言葉かけになってしまうことがあります。来週は、こんなところに気をつけながら過ごせるといいな…とおもっています。 


posted by 桑ぴょん at 09:21| Comment(2) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。
2〜3年前から時々読んでいました。
最近になって自分でもブログを書くようになり、
桑ぴょんさまの支援方法をご紹介したくて、リンクを貼りました。
ご挨拶が遅れて、すみませんでした。

でも、今回の記事の「やることやってからね」、、
私も言っちゃうこと多くって、、そのたび娘に嫌な顔をされてることを思い出しました。
気をつけなくっちゃ、ですね。
いつも気付きをありがとうございます(*'-'*)
Posted by むーに at 2014年12月17日 14:53
むーにさん、コメントをいただきましてありがとうございました(^_^)そして、ブログも拝見させていただきました◎思いの込められたステキなステキなブログですね(^_^)ぜひたくさん情報交換させて下さい。

子どもに接していると、教えているつもりが実は教わっているのだな…と思うことがたくさんです。私のブログはその備忘録程度ですが、細々と続けています。ぜひこれからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m
Posted by くわぴょん at 2014年12月20日 06:28
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