2014年03月01日

数の獲得の初期における「2」の数の取り扱いについて

 先週は1,2,3という数を一生懸命に教えていました。この1,2,3という数の獲得ですが、いきなり認知学習として教えられるものではなくて、取り組む際の事前にからだの発達が必要です。例えば

○ 触って、感じ分ける力の獲得。
○ 物の移動を視線で追いかける力の獲得。
○ 物が移動したのを短期記憶として保持する力の獲得。

 こういった力が育ってきたなぁ…というところで、1,2,3の指導を始めていくのですが、この教え方についてのエントリです。

 今までは「1,2,3」を教える際には以下の様な手順で教えていました。

@ 「1」と「たくさん(3)」を用意して、「いち」ちょうだい、「さん」ちょうだい、で「1」と「たくさん」が分かるようにする。
A 両手を使って「1」と「1」で「2」を教える。
B 「1」と「「2」で「3」になることを教える。
C 「2」と「2」で「4」になることを教える。

 でも、この方法は特に@を教える時に言葉を多く使ってしまうなぁ…と思っていました。そこで、今回はちょっと順番を変えて、2から教えてみることにしました。

@ チョコレートやグミを2つ用意して、両手に「いち」「に」と置いていく。
A 君の分が「1」、先生の分が「1」と教えて、「1」を伝える。
B 今度はチョコレートやグミを3つ用意して、お皿に「いち、に、さん」と置いていく。「2あげるね」と言って二つ渡し、先生の分が「いち」、子どもの両手で「に」「さん」だと教えていく。
C 今度はチョコレートやグミを4つ用意して、お皿に「いち、に、さん、よん」と置いていく。「2あげるね」と言って二つ渡し、先生の両手で「いち、に」、子どもの両手で「に」「さん」だと教えていく。

 数の獲得の初期には、いかに体の感覚と「数」の操作をくっつけていってあげるかが勝負なので、なるべく言葉を使わない「2」から教えていく方法がいいのではないかなぁ…と思います。両手と片手で「3」、両手と両手で「4」だよー、と。そう考えると、数を教える初期にはスキンシップがとっても大切なんだよなぁ…とも感じます。

 にやにやしながら数の勉強を進める私に、生徒も「ウハハハ―(笑)」と笑う楽しい先週の認知学習でした。

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posted by 桑ぴょん at 05:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 「5」までの数の獲得の機序 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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