2015年02月21日

三脚にiPadを固定するガジェット

 最近、実家(130キロほど離れたところにある)の父と母にiPadをプレゼントしました。目的を絞って導入していて、googleドライブによる写真の共有と、Siriを使ってのインターネットへのアクセス、そしてFaceTimeでのやりとりです。要するにビデオ・カメラ機能とクラウドに絞っての活用です。

 中でもFaceTimeはとてもいいです。聴覚情報だけで行われる電話と聴覚情報+視覚情報のFaceTimeでは、ひとやものを映し出して、視点共有しながら話ができるとこが決定的に違うと感じました。カメラ越しの3項関係。(例えば、母親が「ワンワンだね」と言って、赤ちゃんが母親の見ている犬に向けて視線を動かし、母親と赤ちゃんが犬という対象を共有している状態が「3項関係」です ) 校外学習先から学校とつないで、ニュースのアナウンサーの様に子どもたちが実況するような授業も「伝える」事を目的とした授業として面白く作れそうだな…なんて思っています。番組作りなんて所につなげて単元化すると、良い生活単元学習になるかも知れません。文化祭ではLIVEにまでもっていくとか。

 さて、そして、三脚のオスのネジ山に着脱できるiPadの固定ジョイントを購入しました。三脚付きで買ってしまうと大体7000円ほどするのですが、これなら2000円ですし、三脚自体はわりとどこでもあるものなので…。作りは結構しっかりとしていていいですよ◎iPadであれば横固定、iPad miniであれば縦横固定ができます。タイムラプスを使って行動記録を採ったりするのも面白いです。
DSCN8906.JPG


 我が家では料理の時にクックパッドを見るのに重宝しています。水がかかるリスクを排除することができます。

 三脚は以下の激安三脚を使っていますが、結構しっかりとしていて家や学校で固定用として使う分には過不足ないですよ。

 


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2015年02月10日

「寄りの視点」と「引きの視点」双方で生活丸ごとの交通整理

 応用行動分析の本を読めば読むほど自分では正しく使うことができない気がしてなりませんが…。でも、大切だと思っていることの1つを。

 応用行動分析に限らず、心理学の専門書に出てくる例は1つの行動を事例として書かれているので、

○○という行動について、××という手立てを講じて、改善していく

 という記載のされ方になります。これ自体に異論はないのですが、本に書かれていることを子どもに還元する際には、1つの行動にだけ、還元するのではなくて、生活丸ごとを交通整理して、その成果を還元する、所謂「引きの視点」も大切だよな…と思います。

 例えば、私は小学部低学年の担任をさせていただいているので、価値を感じにくい日常生活動作に、少量のお菓子(好子)を使って、価値付け(強化)をすることがあります。例えば、トイレットトレーニングの際に、便座に座っておしっこが始めてできた子どもに、すかさず好物のチョコレートを渡して「すごーい!」と褒めたりするように。

 そして、これを「浅く広くナチュラルに一日通してやっていこう」という視点も大切なのではないかと思うのです(毎回チョコを出すとかそういう類のニュアンスではないですよー)。

子どもの好きなことは何か?

楽しみにしていることは何か?

はたまた、

価値付けされていないことは何か?

外発的にやらされていることは何か?

そして、

好きなものを提示している場面はいつか?

気を抜いて良いよ◎という時間帯はいつか?

頑張ってよ!という時間帯はいつか?

ゴネ勝ちが習慣化してしまっている場面はないか?

などなど。

 その様な視点から一日を分解して、交通整理して、楽しいことが待っているから次の楽しみまでを頑張ろうを
連続させていく。逆に言えば、頑張っていないのに楽しみを出してしまっているとこについては再検討をしていく(気を抜く時間も大切だけれども!)。

そんな風に、「引きの視点」からナチュラルに生活丸ごとを

@頑張ったら…→A良いこと有るぞ

に変えていけるといいなぁ。結果として、子ども自身が「なんか、毎日の生活が豊かになったな…」としっとり感じてくれると良いなぁ…なんて思っています。

 余談ですが(ここからはモモさんにコメントをいただいた返答にもなりますが)、スケジュール提示って単なる「スケジュールの視覚化」と捉えられてしまいがちですし、スケジュール化アプリが出ているのでよりその傾向が強くなっているように感じますが、正しくは上記のように「一日の再構成(構造化)した上でのスケジュールの視覚化(本人と周りの人が交渉できる形にすること)」なので、導入の時点では単なる視覚化になっても、その後には、頑張りと楽しみが連続するように交渉することを前提にした構造化が必要なのでは?とも思っています…。

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2015年02月01日

負け試合の日には早めに諦める

 子どもが不安定な時、何か問題が起きているときに「どう支援していこうか?」とか、「本腰を入れて考えていかなくては…」となるのですが、混乱してしまった後の状態の子どもに一生懸命に働きかけてみても、なかなか上手くいかない。或いは、教員は長期的なスタンスでABC分析をしようとするのだけれども、親御さんにとってはまさに「今」の問題であって、「今何とかしたいんですよ!」と方針がすれ違ってしまう。そして、往々にして対処療法的に安定「させる」ことがゴールになってしまい、場合によってはお薬を増やす増やさないの話に発展してしまったりするのですが…。
僕は結構

「負け試合の日だな…と思える日は、ゴネ勝ちさせない範囲内で、早めに諦めて消化試合にする「諦めの良さ」が大切ですよ 」

 と、お母さんに伝えるよな…と思います。チームを組んでいる先生にも、

「☆☆先生、今日は諦めよう。出直し。明日、勝負にしよう」

 とよく言います。(…ということは、よく失敗していることの裏返しなのですが(苦笑))

 子どもが泣いたりわめいたりしてしまっているときに、周りも本気になってすべてに取り合ったりすると、結局ガチンコ勝負になってしまって、訳が分からなくなってしまっている子どもと、その子どもに本気で筋を通させようとする大人の不毛な戦いが延々と続くだけです。そして、最終的には泣きわめく子どもと、キレている大人…という構図。結構ありますし、自分自身の経験の中でも恥ずかしながらたくさんあります。

 外であれば、もう黙って手を引いて車に乗せて家に帰っちゃう。家であれば、危なくないようにして、1時間くらいであれば、自己解決するのを気長に待つ。学校であれば、場を変えて、エスケープにならない範囲でのルールのあるカームダウンにする。変に好きなものを与えたり、食べさせたり飲ませたり、下手にマッサージ的なサムシングをしたりせず、待つ。

 基本的には子どもの気持ちが安定している時に、自ら学び続けるような学習を支援するというスタンスが大切で、飛行機に例えるならば、子どもが安定して高度高く飛ぶことができるように日頃から環境を作っておくことが大切なんだろうな…と最近改めて思います。

「学習は子どもが安定しているときにこそどんどんと先に進める」

 当たり前のことですが、大切にしていきたいな…と改めて思います。備忘録的に。

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posted by 桑ぴょん at 12:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 指導・支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする